2022夏、死ぬまでにやりたいことのうち1つを達成した

先月のお話。

https://id575.hatenablog.com/entry/2021/01/24/160100

ここに書いた内容の殆どの項目が頭からすっぽり抜けてる中で、これだけは私の中で長らく、明確に「死ぬまでにやりたい」と思っていたこと、

山下達郎のライブに行く」を達成いたしました!!!ありがとうございます!!!!


まさかご本人がコロナ陽性になり4会場が延期になるなんて思いもせず(なんなら自分が陽性になってライブに行けなくなる方がずっと現実的と思ってた)、また再開できるのか、後遺症は……などとヒヤヒヤする中でしたが、なんとか、なんとか当日を迎え、そしてライブに参加することができました……。チケット当ててくれた同伴者に感謝。

もう言うことないくらい、楽しかった。行けたら楽しいって予想はできてたけど、やっぱり生で見ないとわかんないなって。ほとんど夢を見てるみたいな現実感のなさで、終始、音楽って音が楽しいって書くんだなあ……って頭の中でぼんやり思ってた。それくらい、なんだか、歌声を、音を体に浴びて、注がれて、体が軽くなるようなそんな心地だった。

楽しかったなあ……。

思えば私が山下達郎に出会ったのは小学生の頃で、Good Luckというドラマがきっかけで、そこから母の知人にCDを借り、…という流れがあって。
CMソングで使われているとどんな曲であっえもイントロドンか?というくらいでこの曲は山下達郎の曲!ってビビっとくる感覚と心地よさは他に類いないとずっと思ってきて、ライブに行きたいと思いつつチケットはなかなか手に入らず…でようやく今回に至る。はじめに聞いたアルバムって曲順まで覚えてるよね、CDプレイヤーで繰り返し再生したよねって思い出も込みで私の血肉になっているのだ。

今まで音源とかシアターライヴでしか聞けてないところに、生の演奏で歌で聞けたのがすごく嬉しかった!し、やっぱりライヴは最高!生に限る!!!という思いを新たにした。
かつてCDアルバムメインで活動しての頃は販促としてのライヴだった、という感覚っていまいちピンとこない。(それは私がライヴコンテンツが好きという偏りがあるからかもしれないが)
伸びやかな声もギターのカッティングも、エネルギッシュで、かっこよくて、圧倒された。歌が…声がすごいのは、知ってたけど、全然わかってなかったよ。ハーモニーの気持ちよさで涙が出る。空間が満たされていくような感覚。


ずっと色褪せない曲たちで、ずっと聞いてきて、新しいアルバムも発売されて、ライブもまだ続いていて、同じ時代に生きられて光栄なことだなあと思う。

これについてはライブでもご本人が触れてましたが、親から子世代へ文化が受け継がれるっていうのは、大戦後の日本が平和な証拠でもあるんだと。
考えれば当たり前なのかもしれないけどハッとして、そして昨今の平和とは言えないような情勢を思い浮かべてゾッとして、日本はどうなってしまうのか、何ができるのか、自分にできることを考え続けなきゃいけないなあと思ったのであった。



死ぬまでに一度、とは言ったものの、絶対また行きたいから行けるように頑張ろうと思いました。欲は尽きない。

そしてもっとかっこよく年をとりたいな、とそうおもいました。

引き続き、死ぬまでにやりたいことを1つずつ達成していくぞ。そしてまたリストを増やすぞ。